【キクイモのチカラ】整腸作用による便秘改善
2019年08月01日|
現代人の多くが悩まされている便秘。その主な原因の1つが
腸内環境の悪化であるとされています。
腸内には主に善玉菌と悪玉菌が存在し、腸内環境を形成しています。
ビフィズス菌に代表される善玉菌は、様々な有効成分を腸内に作り出し、
悪玉菌の増殖を抑える働きをしています。
一方、大腸菌などに代表される悪玉菌は、
脂肪やたんぱく質を分解して有害物質を作り出します。
それによって腸内環境を悪化させ、便秘や病気などを引き起こすのです。
この腸内細菌たちは、私たちが食べたものをエサとして生きています。
キクイモに含まれるイヌリンは体内に吸収されにくい成分ですが、
同じくキクイモに含まれるイヌラーゼという酵素によって
フラクトオリゴ糖という成分に分解されます。
このフラクトオリゴ糖が腸内の善玉菌の良質なエサとなり、活性化を促します。
その結果、腸内環境を整えて便秘の改善を促してくれるのです。
つまり、キクイモを食べることは善玉菌への応援とも言えるでしょう。