叶わぬ願いこそ
2018年11月14日|INFORMATION
寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
弊社では早くも社用車のタイヤ交換を行いました。
仕事柄、山の中に入っていくため、雪が降ってからタイヤを交換していたのでは遅いのです。
雪が降りますと、すぐにクリスマスと年末がやってきます。
そしてあっという間に、お正月です。
お正月と言えば、縁起物としていろいろな物を飾りますよね。
実は弊社にも創業以来ダルマがおいてあります。
会社を立ち上げた時、前職でお世話になった方からこの高崎だるまをいただきました。
弊社は社会情勢の勢いだけではじめた会社なので、
当時はとにかく「なんとか成り立つように」という願いだけを込めて右目を染めました。
しかしながら物の本によれば「目標には具体性が無くてはいけない。数字なら尚良い。」というような事があったため、後付けながら、ひとまずは年商1億を目指す事としました。
実はこの目標は平成29年度の決算で達成してしまっていたのですが、じゃあもう片方の目も染めて、はるばる高崎まで行ってこれを納めるか、それともどこかの縁もゆかりもないところ(ダルマにとって)のどんと焼き的なもので供養するのか。
と思うと、高崎まで行くのはむしろ年商1億よりも大変だし、せっかく頂いたものをその辺で焼いてしまうのも忍びない為、そのままにしてあるのです。
でも、ダルマとは願いが叶ってしまったら、奉納するか供養するべきなのです。
でも気に入っているので、そのままにしておきたい。
そこで閃いたのです。
逆に叶わないような願いを込めれば、これをずっと手元に置いて置けるんじゃないか!
高崎までいかなくてもいいんじゃないか!僕らは永遠の夢追い人なんじゃないか!
と。
このダルマに込めた願いは、「世界が平和でありますように」に変更しました。
わが社は社会貢献として、世界の平和の為に戦い続けて行きたいと思います。
いつか、このもう片方の目を染められる日が来ることを信じて。