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FRSレポート⑥汚染はこの後どうなるの

2019年08月23日|REPORT

環境を汚染したセシウムという放射能
 
原発から放出された主な放射性物質は、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137でした。
現在、ヨウ素131は減衰してなくなり、
2種類のセシウムのみが環境の汚染物質となっています。
このセシウムは粘土成分と強く結合し、簡単には分離することができません。
地表面のセシウムからはベータ線とガンマ線という放射線が放出されていて、
空間線量率として測定されているのはガンマ線です。
 

 

環境中の放射線量率は、
事故後はセシウム134が約2年の半減期3で減衰していきますので、
風化による影響も含めて、事故2年後には最初の値の約60%になりました。
10年後からはセシウム137だけが残り、
30年でやっと半分にしかならない状態になります。
 

※半減期 放射能の強度が半分になるまでの時間

 

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①あなたの身近な放射線。放射線量ってなに?
②あなたの身近な放射線。
③汚染の流れ こうして汚染は広がった! 2011年3月12日
④汚染の流れ こうして汚染は広がった! 2011年3月13〜14日
⑤汚染の流れ こうして汚染は広がった! 2011年3月15日
⑥汚染はこの後どうなるの?
⑦〇〇が守った!なぜ福島の農作物から、汚染が出ないのか?
⑧汚染の出る可能性がある注意したい食品について
⑨知っておきたい放射線のリスク 多量に浴びた時
⑩知っておきたい放射線のリスク 低線量の時の影響
⑪知っていますか 内部被ばくと外部被ばく
⑫放射線プルームが流れてきたら
⑬安全と言われても、安心はできないワケ
⑭リスクのトレードオフ
⑮日本酒の放射線防護効果

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